スポット溶接で加圧圧接する際、大きな電圧をかけ熱を発生させるため、溶接対象物の焼き付けや焦げはどうしても発生してしまいます。

しかし、跡を残したくない表面側を濡れ雑巾や裏ガス(冷却ガス)などで溶接対象物を冷やすことで、ある程度の焼き付けや焦げを抑えることが出来ます。

また、焼き付け跡が残ってしまった場合でも、塗装することで跡を隠す、または電解研磨(薬品処理)で酸化してしまった焦げ部分を分解するといった対策もございます。

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