筐体設計・製造.comではアルミ材で板厚3mmまでは溶接した実績があります。溶接時には母材を溶かすために部品に熱量を加えますが、アルミは融点が低いという特徴があるため、熱を加えすぎると溶け落ちてしまうので、溶接時の入熱管理が重要になります。さらに熱伝導率が大きいアルミの場合、加えた熱が溶接個所から周囲に伝わりやすく、母材が冷めている状態で熱を加えても、溶接個所の熱が周囲に逃げてしまい、溶接個所が溶けるまでに時間が掛かります。しかし、アルミは融点が低いため溶け出すと一気に溶けてしまうので溶接個所周辺をあらかじめ十分予熱して、熱の逃げを防止してから作業する必要があります。

アルミ材で板厚3mm以上に溶接する場合にはさらに詳細な検討が必要になりますので、筐体設計・製造.COMまでご相談ください。

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