はい。ステンレス部品をCO2溶接することはできます。

ただし、CO2溶接はシールドガスにCO2を使用しているため、溶融金属とCO2が化学反応して、ステンレス母材に炭素が溶け込んでしまうので、耐食性が下がってしまいます。

このことから、ステンレス部品の溶接については、母材と化学反応しない不活性ガスをシールドガスとして使用するTIG溶接に変更することをお勧めします。また、TIG溶接に変更するとCO2溶接に比べてスパッタが少なくなり、溶接品質が向上します。