製品情報

名称複雑R形状の溶接
加工方法ファイバーレーザー溶接(角継手)
材質SECC
サイズ1300×200×100
板厚1.2
加工時間2分30秒

こちらは、ファイバーレーザーロボットを用いて複雑なR形状溶接をした加工事例です。写真のような複雑なR形状は、プレスブレーキなどの加工機による曲げ加工では製作できないため、溶接による接合が必要となります。その際、溶接ビードが長くなるため、溶接時間を要してしまいます。

一方、ファイバーレーザー溶接は60 cm/minというスピードで溶接が可能であるため、長い溶接ビードであっても溶接時間を短縮させることができます。またコーナーにおける溶接も、ファイバーレーザーであれば熱による歪みが発生しにくくなるため、R形状を仕上げレスで溶接することができます。そのため、仕上げ工程を省略することができるため、製品全体における時間や費用の削減につながります。
さらに当社では、複雑形状を溶接するために必要な冶具も自社開発をしております。通常は外注が必要となるレーザー溶接用冶具ですが、当社では内製オリジナル冶具によって、時間的にも費用的にもコストカットを実現させます。

複雑形状の溶接でお困りの方、外観の美しさと低コストの溶接を両方実現したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。