製品情報

名称薄板のR形状の溶接
加工方法ファイバーレーザー溶接(角接手)
材質SECC
サイズ-
板厚1.0X1.0
加工時間30秒

こちらは、ファイバーレーザー溶接ロボットによってR形状の薄板同士を溶接した事例です。

このようなR形状のものはプレス加工で成形することも多いです。しかし量産ではなく、試作のように数がまとまらない場合では、金型費を償却することができません。

そのような場合には、別部品をアルゴン溶接によってR形状にする方法が採用される場合があります。しかしこのようなR形状の溶接は、別部品のR曲げの精度が悪いと部品同士の位置が合わなくなるため、溶接作業が困難なものになってしまいます。 また、溶接での位置決め精度が悪い場合は、R形状は仕上げの難易度も高くなり、仕上げ時間が長くなってしまいます。

一方、当社のファイバーレーザー溶接では、別部品のR曲げをある程度行った後に冶具で拘束するため、溶接の位置決めが容易となります。これにより精度よく溶接する事ができ、さらにファイバーレーザー溶接では仕上げも不要となるため、効率良い溶接が実現できます。

薄板のR形状溶接で精度や効率に関してお悩みがある方は、お気軽に筐体設計・製造.comまでお問い合わせください。