0270-23-2111
0270-23-2113
TIG溶接とは、タングステン電極を使用した、アーク溶接の一種です。TIGとはtungsten Inert Gas の略です。
tungsten＝タングステンの電極を使用するアーク溶接で
Inert Gas＝不活性ガスを使用して溶接部のシールドを行う溶接方法です。
タングステンの電極は一般的に消耗しないと言われています。この溶接方法は主にアルミニウムや、ステンレスの溶接に使用されています。これは、次のような理由によります。まず、使用されている電極の材質がタングステンのために、アークの発生が安定しています。このため溶接電流の大きさを安定して制御できるので、作業者はワークに与える熱量を的確にコントロールでき、安定して溶接することができます。
また、炭酸ガスアーク溶接と比較するとスパッタが出ないため、きれいな溶接外観になります。
なお筐体設計・製造.comを運営する岡部工業では、筐体に使用する板金部品にTIG溶接を活用することが多く、数もの・量産の筐体に関しては、ファイバーレーザー溶接ロボットを活用して溶接しています。
