プロジェクション溶接とは、スポット溶接と同じく抵抗溶接の一種です。

スポット溶接では厚板の加工が難しいといわれています。しかし、部品にプロジェクションと呼ばれる突起を設けることで、溶接が可能となります。原理としてはスポット溶接と同様に部品同士を加圧し、短時間に大きな電流を流すと、部品に設けたプロジェクション(突起)部分に集中して電流が流れるため、この部分が溶融し溶接できます。

筐体設計・製造.comが取り扱うような金属製の筐体板金の場合には、このプロジェクション溶接は主にナットやスタッドなどの溶接に使用されます。また、通常のプロジェクション溶接の突起とは異なり、リング状の突起を使用するリングプロジェクション溶接という溶接方法もあります。

 

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