現在、筐体設計・製造.comで加工しているファイバーレーザー溶接では、最も薄い板金で0.8mmまでの板金を溶接しています。
従来の板金筐体におけるアーク溶接などではアークによる加熱のためにワークの溶接箇所だけではなく、その周辺部分も加熱してしまいます。このため、薄い板金では溶接箇所だけではなく周辺部分まで溶けてしまうので溶接が難しい場合がありました。
ファイバーレーザー溶接ではレーザー光を当てる際に溶接箇所に集中させるため、その周辺部分への入熱を抑えることができます。溶接箇所のみ溶かすことができるので薄い板金の溶接が可能になっています。