筐体板金加工は、大きく分けて、1.ブランク加工(平面の鋼板から任意の形状に切り出す) 2.曲げ加工(プレスブレーキなどを用いて、平面の鋼板を曲げて形状を作る) 3.溶接工程(TIGやMIG、あるいはレーザー溶接機で部品同士を接合して筐体に仕上げる)の3つに分けられます。

このうち、レーザー切断機は①の抜き加工(ブランク加工)を行う工作機械です。レーザー切断機はレーザー光をレンズを用いて収束させ、鋼板に照射し、収束したレーザー光による熱で母材を溶かすと同時にアシストガスによって溶けた母材を吹き飛ばすことで切断します。アシストガスには窒素、酸素、エアー(空気)などが使用されています。アシストガスによって加工しやすい材料や、加工条件などの違いがあります。

 

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