粉体塗装の耐久期間は、実際の使用状況により大きく変化します。そのため、一概に「このぐらい」と言えるものではありません。太陽光(紫外線など)、塩害(特に海に近い地域)、雨風など、様々な外的要因で粉体塗装の耐久期間が決まるといえます。

しかし、通常の溶剤塗装と比較して粉体塗装は、塗膜が厚く、塗膜自体の質もよいため、耐久性は高くなります。

一般的に、塗装の耐久性の指標として、日光や雨などへの耐候性、塩水噴霧など、様々な評価基準があり、各塗料のカタログで確認できます。
しかし、これらは特定のテスト環境での性能であり、実際に粉体塗装の耐久期間を把握する際には、上記の環境要因を考慮した上で判断する必要があります。

当社では、粉体塗装込みでの精密板金・筐体の設計・製造に対応しております。実際に製作する際は、お客様の製品の使用環境を細部までお伺いした上で、塗装についても技術的なご提案をいたします。また、より耐食性、耐候性が必要な場合は、より耐食性のある専用の塗料に変更するご提案も行っております。

粉体塗装にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。