エキスパンドメタルとは、金網の一種です。

エキスパンドメタルは、原板となる金属板に千鳥状に切れ目を入れて、左右に引っ張ることで、金網状に製造されます。最初に入れた切れ目は、押し広げられることでひし形(亀甲)の穴になります。板を押し広げて製造するため、軽く、一方で強度もあります。また、開口率(穴の面積の割合)が大きいため、通気性などに優れています。

板金筐体においては、FANに付属のフィルターを押さえるための部品としてよく使用されています。